TANOSHIKA

みなさんこんにちは！TANOSHIKA PLUS（プラス）です！2月も越えて、少しずつですが寒さがおさまってきましたね。ただ、まだまだ朝夕の気温差は激しいので注意が必要です！

プラスでは、施設外作業の一環として久留米市からの委託を受けて四季の森（山登り用の遊歩道）の清掃・維持・管理の仕事をしています。基本は落ち葉を掃いたり、トイレの掃除をしたりして、来た方達が気持ちよく、安全に過ごせる為のお手伝いをしています。

メンバーさんにとっては、掃除という誰もが慣れしたしんだ作業なので、A型を初めて利用する方にも取り組みやすい作業です。また、山登りに来た方達が「ありがとう！」「お陰様で道がきれいで通りやすくなりました！」と声を掛けてくださる事も多く、仕事を通じて感謝される事をダイレクトに体験できるので、人気のある作業でもあります！
今回は四季の森での作業風景の特別紹介編をお送りしたいと思います。

四季の森は範囲がとても広く、豪雨の影響で階段等に土が積もりすぎて歩きづらくなっている場所があります（写真参照）。実際にスタッフやメンバーが昇り降りしてみても、これは歩きづらいなと感じる。「どうしようかな…」と、そこで悩んでみんなで話し合う事が時にあります。その際にメンバーから「土で埋もれた階段を平らになおして歩きやすいようにできないか」と提案がありました。

スタッフとしては疲れすぎたりしないかと思っていたのですが、続けて「さっきすれ違った老夫婦の人達も多分階段の上り下りで困るだろうから」と続けて提案した理由を伝えてくれました。その日は3人で作業に行っていたのですが、もう1人のメンバーに意思確認をすると「いいですよ！やりましょう！」と即答でした。

そこからは、発案してくれたメンバーが率先して作業をしてくれて、もう1人のメンバーと抜群のコンビネーションを発揮してあれよあれよという間に作業が進んでいきました！
いつも清掃作業を真面目にするメンバーではありますが、今回はより一層目つきが真剣でイキイキしているなぁと横から見ていました。
聴けばA型を利用する前の職歴で昔土建屋で道路舗装等の仕事をした経歴があると言われ…「あ！なるほど！」と納得させられました。自分のできる仕事が誰へのサービスになり、どんな貢献に繋がっているのか」きっと瞬間的に判断しての提案だったんだなと思います。

確かに全体像を描きながら（えがけて）仕事すると確かに楽しいもんだなっ…と一生懸命に作業している後ろ姿で教わった気がしました。福祉の言葉で「人と環境の相互作用」と聞いたことがありますが、カチッとはまるとこんなに凄いのか！いつもの何倍も力を発揮してある！と感嘆の思いでした。

最後の写真は作業終了後の階段です。少しみづらいかもしれませんが、一枚目の写真と見比べてみてください。階段の木目が土から出ていて足元が平になって歩きやすくなっていると思いませんか？

二人とも力作業お疲れ様でした！ありがとうございました。これからも一緒に仕事を頑張って行きましょう！


～アナタのプラスだ～
TANOSHIKA　PLUS一同